昨年ご縁をつないでいただいて
シンガーソングライターであるA-sha(山根麻以さん)と半プライベートで共演し
ワークショップを受けさせていただく機会に恵まれました。
大きな大きな愛がその歌から伝わってくる麻以さん
それはわたしにとって、
とても衝撃的な出会いであり
どのように、歌に魂を込めていくかという
最も大切なテーマに
大きな教えをいただいた経験でした。
そのときのワークショップでみなさんと歌った、麻以さん作詞作曲の『輝きの音』を
それから大人、親子、子どもさまざまな集まりで
わたしも何度か演奏したり、
つい先日も、佐野でのコンサートでもみなさんと一緒に歌わせていただきました。
アフリカのある民族が、赤ちゃんが生まれるとその子を囲んで
その子のために生まれ出たメロディーを歌う。
それは一生の間、お祝いのときや その子が何かをやらかしてしまったときにも(!)
亡くなるときにも、みんなで歌う。
そんな実際のエピソードをもとに、作られた歌です
シンプルなメロディーと、心の、魂の奥底に語りかけることば。
これを歌うと、場の雰囲気がすっと深く暖かくなって
涙される方も多くいらっしゃいます。
親子や、子どもたちがくっついてゆらゆらゆれていたり
大人の会では、
「亡くなった人のことを想った」
「光が降り注いでくる感じがした」
といった、感想をいただきました。
乳幼児の親子の会では、よちよち歩きの赤ちゃんが寄ってきて
かぶりつきで聴いていたのにはびっくり!!
赤ちゃんにも響く歌!
毎回、私自身が感動してしまいます。
素晴らしい歌と大きな愛は、
年齢も属性も問わず伝わって、魂を清め 育むんだなあとつくづく感じます。
いろんなもののぬくもりや手触りが薄れ、表層的に、マニュアル的になる中で
人は、本当は奥底で そんな、ゆるぎない真実のようなもの、魂の栄養のようなものを求めているのではないかと感じます。
それこそが、歌や音楽のもつ意味なのかもしれません。
これからも機会があればお伝えしていきたいと想っています。
シンプルなのでおうちでご家族でも歌えるし
ぜひたくさんの方に知ってもらいたいなあ。
口ずさんだらきっと、やさしくどこか懐かしく、あたたかな雰囲気に包まれますよ。
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『輝きの音』 山根 麻以
君が生まれた 朝に見つけた
君のメロディー 輝きの音
それは時々 聴こえなくなる
こころが泣いて 聞こえなくなる
さみしいときは 一緒に歌おう
君のメロディー 魂の歌
嬉しいときも 一緒に唄おう
君のメロディー 魂の歌
ほんとの君を 僕は知ってる
響き合うのは 輝きの音
君が生まれた 朝に見つけた
響き合うのは 輝きの音
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